こんにちは。いつもお越しいただきありがとうございます。<(_ _)>
今日は、タイトルにもありますように「お金」と「その他」について書こうと思います。
ユーロ高が続いている昨今では、日本から旅行すると何もかも高くて本当に困ります。例えば、リプトンのペットボトル。日本のものと同じ750mlで2ユーロなのです。1ユーロ≒160円なのでナント320円!普通のノーブランドのものでも1.5ユーロもするのです。
レストランとかでは日本みたいにタダの水はでてきません。全部有料だし、場合によってはワインやビールより高かったりするのです。(それが別に高級な水とかではなく、ガラスコップに入れて出されたただの水)ドイツは基本的に水の硬度が高い過ぎるから浄水器代が掛かるのかな?と思いながらも、なんか気軽に水が頼めないのが辛いですね。。。
で、水が有料かと思えば、今度はそれを排出する所(トイレ)も有料なのです。私の知っている限り、日本以外の国は割りと有料(おばちゃんやおじちゃんが入り口や出口で待ち伏せている)なのですが、なにしろユーロが高いから、向こうではたったの30セントでも、日本円にすると約50円!! 一日にトイレに3-4回行けばそれだけで200円も掛かってしまう。一ヶ月で換算すると、200 x 30で6000円!!!年間72000円です。これはかなり大きいです。72000円もあったら、何ができますか?トイレ以外に使いたいですよね?お小遣い張の欄に「トイレ代」として新たに欄を設けて節約に励まなければならなくなります。(右のトイレはあるドイツ料理のレストランの。左のは・・・忘れた)
しかもデパートやファーストフード店にまでおじちゃん・おばちゃんが待ち伏せているから、レストランやカフェに行って何かをオーダーしない限り、タダでトイレを使うのはかなり勇気が要ります。(そう、場合によってはおばちゃんを無視してトイレから逃げ去ることもできなくはないのです。)もっとすごいのは、無人トイレも有料だということ。今まで書いてあるように、列車や地下鉄に乗るのに改札口はないのに、無人有料トイレには改札口が付いているのです!!!なので、トイレ入場料を払わない限り入れません。。。(T△T) なにより面倒なのは常に小銭を出しやすいように用意しなければならないこと。みんな、膀胱炎になったりしないのかしら??(左はフランクフルトのカイザーシュトラーセにあるバーのトイレ、右はザクセンハウゼンのバーのトイレ。←どう座れというのか。。。困りました。。)
もちろん完全に無料で使えるトイレもあります。列車内などがその一例ですが。。。。「これって本当に人間専用のトイレなの?」と聞きたくなるほど、めちゃくちゃです。具体的には書きたくありませんが、真昼間なのに、酔っ払いが入った後か?と疑いたくなるようなトイレに出会う確立はかなり高いのです。それに比べると、有料なところは掃除も行き届いているし、安全だし、トイレによっては、そのおばちゃんの趣味の部屋状態になっていたりといいところもありますが。。。日本は割と清潔かつ(ほぼ)安全なトイレが無料なのだから、それに比べると本当に使いにくいです。だから、ヨーロッパ圏に行ったら、お腹の調子が悪いときはむやみに出かけないほうがいいかも?(左はベルリンの雑貨屋で見つけたトイレ、右はどこかのトイレのドアに書かれていた落書き。結構いたるところにあります。)
ついでにお金について言うと、世界的にはどうなのか知りませんが日本人の私たちの感覚からすると消費税が超高い!去年の2月は16%だった消費税が今年の8月には19%に上がっていました。3%が5%になるだけでもショックで、今でも消費税UPを拒んで止まない私たちには信じがたい事実ですね。。。もちろん、消費税UPして、無駄な使い方をされないで社会のシステムがより良くなるのならいいのですが、それでも19%はかなりキツイ・・・
最後は「その他」について。。。
またかなり長くなりましたが、あと少しなのでもう少しのご辛抱を。。。
今回初めて知ったこと。そしてかなり驚いたこと。それは、ドイツでは「娼婦」というのが、法律によってひとつの職業として認められていること。(社会保険や失業保険が適用されるらしい)ある日、偶然 夜遅くまでテレビをつけっぱなしにしていたら、ある時間を過ぎてからはどんな番組でもCMはほぼ全て、彼女たちのアピールCMになっていて、本当に驚きました。しかも日本では、深夜放送でもこんなの流れないのではないか?と思ってしまうほど、大胆でした。。。(@ ̄□ ̄@;)!!参考までに。。→http://djginkishu.ikora.tv/e25104.html
でも、冷静に考えると、政府の考え方の柔軟さには日本も見習う点が多いですね。法律といえば、ドイツではビールを造るときの成分まで法律で決められているんですよねぇ。。戦争で破壊された建物は全て元通りの形に何十年掛けてでも建て直したりと、あの執念と徹底振りには脱帽です。
今回は、マイナス面が多くて、ちょっとガッカリさせてしまったらすみません。
しかし、なにもかもパーフェクトなものはないのだという意味では、プラスマイナスゼロかな?という感じもします。自分にとって何をより重視するかによって、プラスマイナス+10にも-10にもなり得るという事実は万国に共通するかもしれませんね。ちなみに私は+20くらいです。
ところで、この3回に渡って、ドイツにいる人たち自身には触れませんでしたが、それには理由があります。あまりにも各国からいろんな人種が集まっているので、一概に「ドイツ人は~」とは語れないのです。あえて言うと、全体的に見た目の厳つさとは違い、日本よりも気さくで陽気な人が多い感じはします。
左の写真は去年の2月のフェスティバルのものですが、普通の景色の写真を撮ろうとすると通りがかりの知らない人が勝手に被写体に入ってくることがお祭りの場ではよくありますし。(←一般人もフェスティバルでは仮装している人がほとんど!)杖を持った小さなおばあちゃんが一人で音楽に合わせて踊っていたり。。バーとかで、落し物を拾ってあげただけなのに、こっちのグループ全員に一杯ずつおごってくれたりと、テンションが高いときはかなりオープンです。逆に言うとテンションが低いときは、機嫌が悪いのが見るだけでわかるというギャップもすごいですね。日本のレストランなどの如何なる時でもニコヤカな接客に慣れていると、自分に非がないとわかっていても最初はその無愛想さにショックを受けていました。それでも、機嫌が悪そうに見えても、話しかけてみたらそれが地顔だった という人も多いので、めげずに頑張るしかないですね。
ということで、そろそろこの辺で終わらせます。今回も長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださった方々、どうもありがとうございました。m(_ _)m
追伸:先日Japan VS Germany ① 交通機関 その1 で書いたバスの高さがバス停に停まる度にタイヤの気圧が変わると書きましたが、商品企画部の大ボスから、ドイツのバスでもタイヤの空気圧調節ができないことと、車体が傾くのはサスペンションで傾けているのではないか。シューと空気が抜ける音がするのは、エアシリンダーの排気音ではないか。とのご指摘を受けました。 タイヤの気圧が変わるというのは友人から聞いた話でしたので、不確かな情報という可能性は大です。。
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